世界的なリゾート、ワイキキ。 今はマウイ方が好きという方も多いかもしれないが、ワイキキが世界的にハワイのイメージを作ってきた代表的なリゾートであることは疑う余地はない。 昼間は、多くの観光客が日光浴をし、夜ともなれば、甘い南国の香りに包まれ、買い物、食事などを楽しむ人々であふれる。
僕のブラである、ジョニーもグレッグもワイキキのホテルで働いている。 やはり、観光業がハワイの主要な産業であることは事実だ。
1894年にハワイ王朝が終焉を迎え、共和国となってからワイキキは開発された。 1901年にモアナホテルが初めてワイキキに建築されて観光客はビーチのすぐ近くに宿泊することが可能となった。
しかし、この頃ワイキキはあたり一面水田と魚の養殖場だった。 そのため蚊が多く、リゾートとしてはまだ失格だった。
また、周辺の住宅から流れ込む排水で水質の汚染が問題となっていた。 ワイキキの開発をもくろむ政府は、この環境汚染を口実にこれらの水田や養殖場を土地の所有者であるハワイアンから買い上げ、運河を掘り、その土砂でワイキキを埋め立てた。
その後1920年以降、アメリカ本土と大型の客船が就航し、本格的な観光地として発展し始める。 その後さまざまなホテルが次々建設されていく。
ハワイの音楽や風俗もまた、アメリカの観光客受けするように、歪曲させられて伝えられた。 ここでもまた、ハワイアンの本当の文化は捻じ曲げられていった。
A hui hou.
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