hawaii_aug.02 047.mpgをダウンロード 風にそよぐヤシの木。 この木を見るといかにもハワイらしい、南の島らしい雰囲気がダイレクトに感じられて心が揺れる。 この木が好きな人も多いのではないだろうか? 上はこのヤシの木が強い風にその身を揺らしている動画をアップロードしてみたのでごらん頂きたい。
前もこの話題に触れたことがあったかと思うが、やはりヤシの木は自分にとってとても重要な木なので、また話をしてみたい。 ハワイに着陸する前の飛行機の窓からは、青い海と空、ワイキキのビル群やコオラウ山脈、そしてさらに近づくとあちこちに点在するヤシの木を見ることができる。
そのヤシの木を見るだけで、心がストークしていく・・・。 その枝のしなやかさはハワイの柔らかな風にパーフェクトにマッチしている。 あくまでも柔らかだ。 添付の動画をご覧いただければその柔らかさを感じていただけるのではないだろうか?
しかし、実は、ヤシの木はハワイの固有の樹木ではなく、他の島から持ち込まれたものだ。 ハワイアン自身が他のポリネシアの島から月や星を頼りにカヌーで渡ってきた人々なのだから、彼らが自分たちが元々暮らしていた島から、さまざまな植物などを持ち込んだとしても全く自然な事だが。
いかにもハワイのイメージをもつ木が固有種ではないのは少し意外に思われる方もおおいのではないだろうか? 僕自身初めてそれを知ったときは「えっ?」と声を出したほどだ。
他にもバナナやタロイモ、サトウキビも他の島から持ち込まれたものだ。 タロイモはハワイアン・フードの主食のポイの原料であり、ハワイのあちこちで栽培されているが、これもまた外来種なのだ。
しかし、しっかりハワイの古来種も存在する。イリマやマイレといった葉が美しい木はハワイの古有種だ。 イリマの葉はレイに良く用いられるし、マイレはその葉を模ったペンダントが流行したこともある。
銀剣草は数年に1回しか花を咲かせない神秘の固有種だ。 その開花を一度見てみたいと思っている。
コアの木もハワイ固有種だ。 土産物屋でよくコアを使ったペンダントなどのアクセサリーが売られているのでご存知の方も多いと思う。 コアは古くはハワイの首長のみが手に入れることができる高級材だった。
それほど多くの木が存在しているわけでもないので、今もコアを使った品物は概して高価なプライスタグがつけられている。 しかし、中には東南アジアから似た材料を仕入れているケースもあると聞くので注意が必要かもしれない。
今回のトリップでは小さな版画のレプリカを手に入れたが、そのフレームはコアにせず、マンゴーの木で作られた物を買った。 コアの深い色より、マンゴーの明るい色と濃い色がまだらに混ざった木の表情に魅せられたためだ。 今はそのフレームにカウアイのKoloaの町の絵を入れて部屋に飾っている。
ハワイの田舎町の夕方の景色だ。 それを見るたび心は遠くハワイに飛んでしまう。 メローで優しく、甘く・・・ どこまでも甘美なハワイの田舎町の夕暮れだ。
毎日の仕事の中でそんな気持ちを忘れ続けているとしたら、大切な何かを置き忘れているように思う。 仕事はどこまでもハードに、しかし抜く時はとことんRelaxしよう。 肩の力を入れっぱなしでは、人格も堅くなりすぎてしまう。
Take it easy, friends! Aloha!
A hui hou.
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