Mr.Ojisanの駐車場でもう一枚。 右からGreggの彼女のマキちゃん、僕のブラのケルビン、そしてマキちゃんの友達のアキコちゃん。 グレッグを通じてマキちゃんと初めて会ったのは1年くらい前。 以前はグアムに住んでいたそうだ。 グレッグが過去に付き合った女の子は全て知っているが、ついに運命の子と出会ったのかもしれない。 二人にはAlohaがあふれている。 そのマキちゃんと友達のアキコちゃんに挟まれて嬉しそうなケルビンの表情をみればそれも納得できるでしょ?
その日のディナーは格別だった。 しかし、僕は(多くのハワイの連中と同じように)初対面の人となかなか話せないときがある。 特に仲間の中に初対面の人がいるとなんか照れくさいのだ。 いい年して、未だにそんな不器用なところが抜けきれていない。
だからアキコちゃんにはあまりフレンドリーじゃなかったかもしれない。 後になって申し訳なく思っていたが・・・。 ハワイの連中の多くもそういう奴が多い。 結局は古くからの仲間の中で育ってきているから、外部の連中と打ち解けるのに時間がかかる奴も多い。
その一方で、Alohaは他から来た人を暖かく受け入れる文化でもある。 だからこそ、ハワイアンは欧米からの白人達を無条件に受け入れ歓迎したのも事実だと思う。 僕を初対面から大きく手を広げて受け入れてくれたのはRoydenだった。 他のブラ達と本当の仲間になるには少し時間がかかった。
ディナーでは、皆思い思いの好物を注文した。 僕はケルビンと同じAhi Isobe Katsuを注文した。 その日のスペシャルだ。 Ahiはハワイ語でマグロのことだ。 マグロにのりを巻いてさっくりとあげたカツはとても美味しかった。 そして最後はいつも恒例のデザートタイム! ハワイの男達は甘い物好きが多い。
日本人の男性はそれほど甘いものにこだわらないと思うが、ハワイは違う。 特にグレッグは異常なほど甘いもの好きだ。 アイスクリームはもちろん、飲み物もまるでキャンディーのような味のフルーツパンチを特大サイズで飲んだりしている。
さすがに最近は健康を考えて、少し押さえ気味にしているが、昔は凄かった。 ハワイは自分で好きな飲み物を機械から注ぐタイプの店が多いが、今でも波乗りの後、Lサイズのドリンクを注文して、少し飲んでは、平気で注ぎ足していた。 グレッグだけでなく、ハワイではそんな奴はよくいる。
さすがに僕は遠慮しておいたが、店の人も何もいわない。 それもハワイアンスタイルなのかも??
その日は食事が終わっても、しばらく駐車場で喋ってから家路へと向かった。 いつまでも話続けて終わらないのが僕らの悪い癖だ。 特にグレッグといると話好きで帰る準備ができてからもしばらくたってしまうことがしばしばだ。
そんなグレッグを「また始まったよぉ。 また明日会えるじゃん。 よくそんなに話すことがあるよね?」と言って半分呆れ顔ながら、優しく見守るマキちゃんを見て、グレッグに素敵な彼女ができたことが嬉しくなった。
グレッグは彼女と付き合いだしてから、以前にもまして明るく、楽しそうになった。 昔の人が良すぎるくらいのグレッグとはまた違うが、本来のグレッグの魅力がよみがえってきているようだった。
やはり人は人によって優しくなり、幸せになるのだ。 僕がブラたちのおかげで幸せでいられるように・・・。 彼らと出会えたこと、そしてさらにマキちゃんに出会えたことはきっとハワイのカフナやマナのおかげだと思う。 感謝。
ある霊能者に会った時、僕の前世はポリネシアンだと言われたことがある。 僕はそれを今も信じている・・・。
Aloha to all my braddahs and sistahs.
A hui hou.
コメント