ハワイのステートフラッグ(州旗)。 この旗はカメハメハⅠ世が作らせたものと言われている。 左上にユニオンジャックがデザインされ、イギリスの影響を強く受けたことが容易に想像できる。 8本の横じまは、ハワイの8っつの島を意味しており、アメリカ合衆国の国旗と似たデザインはアメリカとの親密な関係をも想像させるものだ。 1959年からステートフラッグとして採用されている。
白人が大挙ハワイに押し寄せるようになった後、ハワイ最初の統一王朝ができるがそれが、あの有名なカメハメハ大王の王朝である。
カメハメハ大王によってハワイが秩序を持った社会になってくると、貿易商や漁船の乗組員、宣教師などが住み着くようになる。 その後前述のようにアジア系の移民が増え、それらの人々が持ち込んだ病原菌で先住ハワイアン達は激減してしまう。
カメハメハ王朝もその病原菌の影響を受け、多くの王が短命で、王位を長く守った者は少ない。
カメハメハ大王は、1819年5月8日にハワイ島カイルアコナで亡くなった。 コハラで1736年から1758年の間に生まれたとされているが正確な生年月日はよくわからない。
83歳~61歳の生涯だから、カメハメハ王朝の王の中では珍しく長生きしたと言えるかもしれない。 彼は、欧米人として初めてハワイを訪れたクックが翌年命を落とし、その15年後に4っつの王国に分裂していたハワイ全島を統一した偉大な王だ。
彼は、ハワイの伝統的な慣習と決別し、欧米的な方法を取ることで統一に成功した。 具体的には、欧米から伝来した銃器を使い、欧米人を参謀として使ったのだ。
その後しばらくカメハメハ王朝が続くこととなるが、欧米からの脅威にさらされ続けることとなる。
白人の来訪以降、ハワイは時代の波に翻弄されていく。
A hui hou.
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