それは僕の一番の親友であるもう一人のJonnyから聞いたちょっと悲しい話があったからなんです。
WaikikiからH1(高速)を東に走り、そのまま道なりに一般道である72号線を30分位走ると熱帯魚に餌付けができる事で有名なHanauma Bay(ハナウマ・ベイ)に到着します。
そこをさらに超え、曲がりくねった72号線をさらに15分ほど走るとSandy Beachに到着します。 このビーチは土日ともなれば地元の人が多く訪れ、日本人観光客はあまりみかけません。
いても、あまり長居する日本人は少ないです。 あまりに地元色が強くて、落ち着かないんでしょうね。 その中にまぎれて遊んでると、僕でさえ日本人から怖がられる事がある位ですから。
Sandy Beachは、その名のとおり岩だらけのこの周辺には少ない白砂のビーチなのですが、Jonny Boyはビーチから72号線に出たところで交通事故を起こし、腰や脊髄を痛め、サーフィンができなくなったと聞いていたんです。
確かに彼が波乗りしている姿を見たことは一度もありませんでした。 でも、彼は何とか僕を喜ばせたいと思うあまり実現不可能なことを言ってしまったんです。
Hawaiiの連中はとにかく相手を喜ばせたいという気持ちが強く、実現性を無視して、いろんなことを約束してしまい後で困るといったことが良くあるんです。
約束したものの、あまりに風が心地よくてついついうたた寝をしてしまい、当日は来ないなんていうことは本当によくある話ですが、誰も怒りません。 自分もそのペースを理解しているからです。
日本人のように約束を守らなかった事を非難するんじゃなくて、約束をまもらなかったことを許すことが正解なんです。 堅いことは言わずのんびり許容しあいながら生きているんです。
そのJonny Boyの姿をあるときからビーチでも一切見かけなくなりました。いったいどうしたのかいぶかしく思っていると、あるHawaiianがさらに信じられない話をしてきたんです。
「彼はまたビーチの前の72号線で同じような事故をおこした。 今度はトレーラーと衝突し、下半身不随になり寝たきりになってしまった」と・・・
悲しすぎる・・・ あのJonny Boyが・・・
皆さんもしSandy Beachに行く機会があったら、この写真に映る僕らの後ろ右側にある何本かの小さなココナッツの木に目をやって欲しいんです。(ちなみに左後ろにあるのがJonny Boyの愛車です)
この木は、ビーチの砂地に生えていますが、全部Jonny Boyが植え、毎日水をやり育てたんです。 Jonny Boyの友人以外、Hawaiiの人たちも知らない事実です。
よかったら少しだけ水をあげてやってください。 いつかJonny Boyが元気になることを共に祈りながら。
Aloha to Jonny Boy.......
A hui hou. (ではまた)
Louieさま
ぶろぐ御開設御目出度ふ御座居ます!!
お祝いに伺い升のが、遅くなりまして、大変に失礼を致しました。それにしても、すでにして、Jonny Boyさんの記事、深く沁み入りました。
Louieさんならではのハワイへの想い、益々期待大です。
私目、ハワイは今までなかなか御縁がなかったのですが、是から色々と其の魅力に取り憑かれたく、日々記事を楽しみに拝見させて戴きます。
ハワイでのオフ會実現も遠くなひやふですね:笑
投稿情報: ろゆふ | 2005年10 月13日 (木) 09:50
すぐハワイには行けない私ですが、この日本から、Jonny Boyさんが元気になりますように…お祈りしてます☆自分の事より相手や仲間を思う…素敵な事ですねぇ☆
投稿情報: miu miu | 2005年10 月26日 (水) 11:58