このブログのタイトルは"PURE ALOHA"ですが、PUREは「純粋な、混じり物が無い」って言う意味の英語なのは中学生でも知ってますよね。
じゃあ、"ALOHA"の意味は知ってますか?
これが実はなかなか説明が難しいんです。 一言で言えば、ハワイの心、愛情、優しさを全てを包含したような言葉なんです。 僕の愛読書(?)「Hawaiian Dictionary」によれば、"love, affection, compassion, mercy, sympathy, pity, kindness, setiment, grace, charity, greeting, salutation, regards, sweetheart, lover, loved one, beloved などなどまだまだ続きます。
要するに、「愛情、優しさ、同情、慈悲、寛容、思いやり・・・」と言った言葉が続き、そして「挨拶、恋人、愛する人」と続きます。
ハワイはれっきとしたアメリカ合衆国の一つの州(state)ですが、ハワイ州を"Aloha State"と呼ぶことがあるように、ハワイの文化そのものがこの"Aloha"に象徴されるんです。 これこそが僕をハワイにひきつけてやまない最大の理由です。
それは観光化客相手の土産物屋さんでは感じられないかもしれません。 地元の人々と損得抜きでどっぷり付き合うことで初めて真髄に触れることができるもののように思います。
彼らから"Aloha"を受け取り、それを自分のモノとして、今度は自分が"Aloha"を彼らにもその他の仲間にも伝える - そんな善の連鎖がここから広げられればと願っています。
写真のHawaiianは僕の友達の一人で、Jon Limahai君です。 仲間達はジョニー・ボーイと呼んでいます。
彼も見た目はイカツイのですが、とても優しくフレンドリーで、初めて僕に会ったときも、"Aloha"と言いながら笑顔で話しかけてきてくれました。 その笑顔と"Aloha"と言う声は今でも忘れることはできません。
Oahu島の東側、Sandy Beachを過ぎ、Sea Life Parkの先のWaimanaloというところに今も住んでいます。 ここは西側のMakahaと並ぶHawaiianの人々が多く住む地域です。
Waimanaloとは「飲み水」という意味のハワイ語です。 なぜそういう名がついたかはよくわかりませんが。
このビーチは砂が豊富で比較的安全なサーフスポットなため、子供の頃よく通ったと親友達から聞かされましたが、ある程度の技術が身につくとSandy Beachまでやってきて、Body surfingやSurfingにステップアップするそうです。
「今だから言えるけど、Waimanaloに行くようになった頃はまだ幼くてお金が無かったから、マクドナルドのトレーを盗んできて、それで波に乗ったよ。」なんていうひどい奴もいましたが、割とそんな子供が一般的だったのかもしれません?
Sandy Beachのサーファー達の秩序をコントロールしているのがやはり、彼のような本当のハワイアンたちで、一般に"Boys"と呼んでいます。
ビーチボーイって事です。ボーイっていっても日焼けしたガタイのいいハワイアンは迫力満点! その迫力で睨みを利かせてるんです。
彼はSandy Beachに集まる地元の仲間をSurf Teamに見立て、ロゴの入ったサーフショーツやTシャツなどを販売して稼いでいましたが、唯一日本人では僕にだけそれらを売ってくれました。
そのロゴは"Ko'olau He'e Nalu O Kahaone"と書かれており、「Ko'olau山脈の下Kahaone(Sandy Beachのこと)のサーファー達」という意味です。 写真のジョンがかぶる帽子にもそのロゴがあるのがお分かりいただけるでしょうか?
チームカラーはこのブログと同じグリーンです。
ある日ジョニー・ボーイがSandy Beachから見えるRabbit Islandを指差し、「ブラ(兄弟)、あそこでも波乗りができるんだ。 今度俺がカヌーを準備するから二人でカヌーで島に渡って波乗りしよう。」と言ってくれましたが、僕はその言葉を信じませんでした。
その理由は明日お話します。
A hui hou aloha (それではまた)
ALOHA…たった簡単な一言が、よい意味で、ものすごく重く感じます。プログのカラーにも深い意味が込められていたんですね☆そのTシャツ…プログに載せていただければ、是非見たいです☆何だか、読んでるだけで、心がポカポカしてきます☆
投稿情報: miu miu | 2005年10 月21日 (金) 00:38